難消化デキストリンとは、トウモロコシなどのデンプンでつくった自然由来の食物繊維です。
消化されにくいため体内でしっかりと働いてくれ、整腸作用や血糖値・中性脂肪値のコントロールを助けてくれます。
しかし「難消化」「デキストリン」という難しい名称のため、なんだか危険な科学物質のような印象を受けてしまいがちです。
そこで今回は、難消化性デキストリンの安全性、メリット・デメリットを詳しく解説します。
さいごに青汁と一緒に摂取するのがおすすめな理由もご紹介しますので、難消化デキストリンを効果的に食事に取り入れたい方はぜひチェックしてください。
難消化デキストリンは安全なのか
難消化デキストリンは自然由来の食物繊維であり、非常に安全な食品として知られています。
アメリカ政府の食品医薬品局もその安全性を認めており、副作用などがほぼないため1日の摂取上限なども定めていません。
また日本でも不足しがちな食物繊維を補うために、難消化デキストリンは特定保健用食品(トクホ)の製品の多くに活用されています。
難消化デキストリンのメリット
難消化性デキストリンは、便秘解消やダイエット、生活習慣病予防などのメリットがあります。
①血糖値コントロール効果
難消化デキストリンは、小腸で糖の吸収をおだやかにする働きがあります。
そのため、食事による血糖値の上昇を抑制する効果が期待できます。
②内臓脂肪や中性脂肪をへらすダイエット効果
難消化デキストリンには、肥満の原因になる中性脂肪の吸収を抑える働きがあります。
1g=1kcalと、難消化デキストリン自体のカロリーがとても低いこともダイエットに嬉しいポイントです。
③腸活のサポート効果
難消化性デキストリンは食物繊維なので、整腸環境や腸内細菌のコロニーを改善する働きがあります。
1日5〜10g摂取して便通が改善したという研究結果も報告されており、便秘解消にも効果的です。
難消化デキストリンのデメリット
難消化デキストリンは、通常の食品に含まれるデンプン由来の食物繊維を集めたものなので、デメリットはほぼありません。
ただし、過剰摂取すると便がゆるくなる可能性があるため、急に多量の難消化デキストリンを飲むのはやめましょう。
また、十分な水分をとらないまま難消化デキストリンの粉末だけを摂取すると、逆に便秘になってしまう可能性があります。
だいたい日本人の食物繊維摂取量の目安は、1日あたり男性21g以上、女性18g以上とされていますので、適量を守るようにしましょう。
難消化デキストリンは青汁と摂取するのが最適
難消化デキストリンは安全で健康効果の高い食品ですが、さまざまな栄養素が含まれた青汁とともに摂取することで、その効能をより高めることができます。
また、青汁は水に溶かして飲むため、難消化デキストリンと水分を効率よく体内に取り込むことが可能です。
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