独自ドメインの取得は、企業や各種団体、店舗などがウェブサイトを立ち上げるための最初のステップで、多くの人に事業内容や活動を知ってもらうためには非常に重要な作業です。
独自ドメインとは、「●●.com」や「△△.net」などの世界にひとつだけの文字列のことで、ウェブサイトのアドレス(URL)やメールアドレスなどに使用することができます。法人だけではなく個人であっても自由に独自ドメインを取得することができますが、既に他の個人や団体が保有しているドメインは取得することができず、早い者勝ちとなります。
独自ドメインを取得するのが初めての方にとっては専門用語が多く、難しく感じることがありますが、実際にやってみると意外と簡単ですので、ひとつひとつ順番に作業を進めてください。
独自ドメインを取得することができるサイト一覧
独自ドメインを取得するには、ドメインの取得や管理をするサービスを提供している事業者のサイトにアクセスして、希望するドメインが取得可能かどうかをチェックしなければなりません。
既に世界の誰かが保有してしまっているドメインは取得できません。
それぞれ提供するサービスの内容や管理画面の使いやすさには違いがありますが、以下のサイトで独自ドメインを取得することができます。株式会社京谷商会ではバリュードメインを使用しています。
ドメイン取得サイト | サイトの特徴 |
---|---|
バリュードメイン ![]() | 600万件以上の独自ドメイン登録件数を誇る老舗のドメイン取得サイトです。 |
お名前.com ![]() | 日本国内シェア第1位の独自ドメイン取得サービスで管理画面も使いやすい。 |
ムームードメイン ![]() | 老舗ドメイン取得サービスひとつで個人利用のドメイン取得で人気が高い。 |
エルドメイン ![]() | 既に保有しているドメインの転入費用が無料で上級者向けの取得サービス。 |
スタードメイン ![]() | 人気ドメインの取得費が税込50円からの格安ドメイン取得サービス。 |
ドメインの取得費用は高いものでも概ね年間1000円以下で、1年間あるいは複数年の契約となります。
格安の料金で独自ドメインが取得できるサービスも数多くありますが、ドメインは取得するだけではなく管理についても任せることとなりますので、取得費だけを比較して安いサービスを利用すると思いがけないトラブルが発生する可能性があります。
弊社でのサポートなどを希望される方は、バリュードメインでの独自ドメイン取得をお願いいたします。
独自ドメインを取得するメリットとデメリット
独自ドメインを取得することで、オリジナルのドメインを使ってウェブサイトを立ち上げたり、メールアドレスを作成することができますが、なかにはデメリットを強く感じる方もいます。
ここでは独自ドメインの取得によるメリットとデメリットを詳しく解説します。
独自ドメインを取得するメリット
独自ドメインを取得することのメリットは、自由に選んだオリジナルのアドレス(URL)を用いてウェブサイトを公開したり、メールアドレスを作成することができることです。
オリジナルのアドレス(URL)のウェブサイトは、覚えやすい独自ドメインであればアクセスが容易になることに加えて、企業や個人のサイトの信用を向上させる効果があります。
特に企業の場合には「.co.jp」という法人専用のドメインを取得することが可能で、株式会社京谷商会では「kyotanishokai.co.jp」を取得してサイト運営を行っており、企業の信用を高めています。
独自ドメインを取得するデメリット
実は独自ドメインを取得しなくても、ブログやウェブサイトを立ち上げることができるサービスも世の中には数多く存在していますので、わざわざ独自ドメインを取得することで費用が発生することがデメリットです。
また、一度取得したドメインであっても、維持するためには年額の費用を支払わなければなりません。
パソコンの操作に自信のない方にとっては、独自ドメインの取得という慣れない作業にストレスを感じられるケースもありますし、毎年の更新を忘れてしまうことでウェブサイトが閲覧できなくなるという可能性もあります。
独自ドメイン取得までの流れ(取得方法)
独自ドメインを取得するための流れは、大きく3つのステップで完結します。
- ドメイン検索
- ドメイン選択
- 取得費用の支払い
ドメイン検索
独自ドメインが取得できる条件は唯ひとつ「既に他の誰かが取得していないかどうか」だけですので、まずは取得を希望するドメインを検索して、取得可能であるのかをチェックします。
一般的に有名なドメインには「.com」や「.net」がありますが、バリュードメインなどの大手のドメイン取得サービスでは500種類以上のドメインが取得可能です。
ドメイン取得サービスのサイトでの検索時には、もし「●●.com」でドメインを取得したい場合であっても、検索窓には「●●」のみを入力して検索ボタンを押してください。「.com」などを含めて検索すると、上手く結果が表示されないケースがあります。
なお、「.co.jp」ドメインについては日本国内で法人登記を行っている企業のみが取得可能ですので、やや費用が高くなりますが法人の場合には「.co.jp」ドメインを取得されることをオススメいたします。
非営利団体の運営者には「.org」、日本のサービスであることを強調するには「.jp」などが適しています。
ドメイン選択
ドメインを検索すると「取得可能」あるいは「取得不可」という表示が出ますので、「取得可能」なドメインのなかから好きなものを選んでください。
ドメインにはさまざまな種類がありますが、覚えやすい独自ドメインにするには、やはり「.com」や「.net」もしくは「.co.jp」などの一般的に知られているドメインを選択することが好ましいです。
既に他の企業や個人によって希望のドメインが取得されている場合には、文字列の途中に「-(ハイフン)」を付けたり、後ろに数字を入れたり、少し工夫をしながら取得可能なドメインを見つけるようにしましょう。
取得費用の支払い
取得したいドメインを選択したら、あとは取得費用として1年間あるいは複数年の料金を支払うことで作業が完了します。
ドメインの取得費用の支払いは、クレジットカードのほか、コンビニでの現金払いも可能なサービスが多いです。どうしても現金払いが良い場合には、事前に支払方法をチェックしてからドメイン検索をしてください。
クレジットカードで決済すると、すぐにドメインの取得が完了して次の作業にすすむことができます。
独自ドメインを取得しよう!
株式会社京谷商会では、ドメイン取得が早い者勝ちであることを良いことに「shotokutaishi.com(聖徳太子.com)」や「yoshidashoin.com(吉田松陰.com)」、また「taishi.town」などのドメインを保有しています。
企業や団体にとっては独自ドメインは非常に重要なアイテムのひとつで、本来であれば欲しかったドメインであっても他の誰かが取得していることで、正式な社名であっても取得することは出来なくなってしまいます。
これからウェブサイトを開設される場合には、出来る限り妥協せずに自社や自団体にとって最適なドメインを取得できるように、さまざまなドメインの空き状況を確認するようにしましょう。