株式会社京谷商会では、地域の人々の暮らしを支える町内会の活動を支援するために、町内会DX化のための取り組みをはじめます。

町内会や自治会は近年、少子高齢化や人口流出などによって加入者数が減少するなか、安全や楽しみを提供する活動ではなく管理や運営にかかる負担が役員の負担となっています。

大阪府太子町における町内会での取り組みについて全体像を把握しながら、インターネットやICTによって代替可能な分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めます。

町内会DXとは

町内会DXとは、住民の交流や意見交換、情報伝達、緊急時の避難、運営にかかる会計業務などについて、ICT技術を活用することによってヒトの負担を軽減する施策です。

企業や行政などの組織の多くは既に、様々な形でDXのための動きを行っていますが、高齢者をはじめパソコンやスマートフォンの活用方法の習熟度が低い参加者が多い傾向にある町内会では、DXに着手することが困難な実情があります。

また、回覧板や口頭などの物理的な伝達手段によって、用件以外のコミュニケーションが創出されることは、町内会という組織にとって大切な機会となることから、DXについて消極的な意見があることも事実です。

町内会DXで実現できること

町内会DXによって実現できることは、インターネットやコンピューターの登場によって起こった社会の変化の全てと同じものです。

インターネットによって人々のコミュニケーションの機会は増えると共に、一斉に多くの人々へと情報を発信することや、誤った情報を瞬時に修正することが可能になります。

また、これまでは戸別訪問や声掛けなどが新たな加入者の獲得の手段でしたが、インターネットを通じて活動を詳細に発信することによって、利便性や活動意義を知って自ら町内会へと参加する人々を増やすことができます。

さらに町内会に参加することに対して精神的なネックとなっている役員や当番などの責務についても、DXによるデジタル活用が進むことで、それぞれの負担を軽減しながらも、これまで以上に充実した活動をすることが実現します。

町内会DXの活動報告(予定)

株式会社京谷商会では今後、町内会DXを進めていくに当たり、さまざまな活動について情報を公開しながら、多くの皆さまの意見を取り入れていきたいと考えております。

あくまで町内会の運営そのものにかかることではなく、町内会DXに焦点を定めて、町内会や自治会が抱える諸問題の一部について改善を目指すことについて、広く情報交換をさせていただければと思います。

弊社ウェブサイト内にて随時、情報発信を行いますので、ご意見やアイデアがありましたら是非、メッセージをいただけますと幸いです。

また、さらに興味を持っていただいて一緒に様々な取り組みがしたいと感じられる方は是非、太子町への移住についても合わせてご検討いただければと思います。